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不妊症・不妊治療Q&A

不妊症や不妊治療に関する疑問と回答をご紹介しています。「不妊治療をこれから始めようと思っている」方、「既に始めているけれど今いち理解できていない(もっと理解を深めたい)」という方向けに書いています。


Q:不妊治療ってどんなことをするんですか?

A:不妊原因を特定するためのいろいろな検査や、妊娠を助ける医療行為(人工受精、体外受精)などです。

 最初はたいていの人がタイミング療法から始めます。これは妊娠に最適なタイミング(排卵日)を病院でみてもらうものです。タイミング療法を何回か続けても妊娠しない場合、人工授精をします。人工授精では、洗浄・濃縮した精子を医師が注射器のようなもので子宮に注入します。

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 人工授精を数回しても妊娠しなかった場合、体外受精へとステップアップします。体外受精では、卵子を取りだし、受精させてから子宮に戻します。その中で、顕微鏡を使って精子を卵子に注入する場合は「顕微受精」と呼ばれます。おおまかな流れは同じですが、実際の治療となると患者によって年齢、不妊原因、合う薬などが違うので、いろいろな方法が取られます。


Q:不妊治療ってどれくらいの年齢の人が受けてますか?

A:一番多い年齢層は30代後半です。NHKが2013年に行ったアンケートによれば、不妊治療の初診に来た人は35歳以上が77%だったそうです。でももちろん20代前半の人もいますし、最近では40代の人も増えてきています。

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Q:不妊治療ってどれくらいお金がかかりますか?

A:不妊治療にかかる費用は検査に数万、人工授精は1回1~3万、体外受精は1回30万~60万程度です。

妊娠までにどんな治療を何回経験するかはその人によって違うので、10万もかからずに妊娠する人もいれば、数百万~数千万使っても妊娠しない人もいます。ただ、不妊治療は全般的に高額で、検査や投薬にお金がかかるので治療を始める際にできたら数十万はお金を用意しておくと安心です。体外受精などの高度な治療を望むなら、とりあえず百万以上は用意しておきたいところです。

 管理人の知り合いで不妊治療を経て妊娠した人は、みんな車1台を買える位は治療に使っています。なので、覚悟という意味では300万位考えておくといいと思います。

体外受精・顕微授精を受ける場合は1回15万の助成金がもらえます。上手く活用してください。


Q:不妊について全く知識がないので本でも読もうと思うのですが、おすすめはありますか?

A:管理人が持っているのは図解赤ちゃんがほしい人のための本-二人で治す不妊 (池田書店の妊娠・出産・育児シリーズ) です。読みやすいのに、妊娠する方法と不妊治療について一通りの内容が網羅されていてためになります。 「妊娠しやすい体位」「漢方薬」「生活習慣」「妊娠に効くツボ・マッサージ」などから「妊娠しやすい時期は女性の誕生月と10月~5月」(個人的には本当か疑ってますが、受精能力が高まるらしいです)などの情報まであります。




Q:不妊治療の助成金をもらうのに、条件はありますか?

A:夫婦合わせた年収が730万未満で、体外受精・顕微授精を受ける場合に「1回15万×年2回まで。合計5年分まで」の助成金が出ます。治療を受けた後で自治体に申請します。

2016年度からは42歳までという年齢制限が設けられることになっています。


Q:仕事をしていても不妊治療はできますか?

A:仕事をしながら不妊治療を続けている人はたくさんいますが、スケジュール管理が大変なようです。突然休みを取るようなことが何度かあっても、問題にならない職場なら大丈夫だと思います。働いている人にとっては、職場の人に治療をしていることを言うかどうかも悩みの種のようです。頻繁に休みを取るようなら、直属の上司には言っておいた方がいいかもしれません。男の上司には言いづらいかもしれませんが、職場での立場を悪くしないためにもきちんと理解してもらうことが大事です。

 できるだけ職場に迷惑をかけずに不妊治療をするには、病院選びも重要です。便利な場所で受付時間が長く、仕事の後や休日にも通える病院を選んでください。自己注射を取り入れている病院だと通院回数が減らせるので良いです。

 仕事を続けているとスケジュール管理は大変になりますが、金銭的な余裕や気持ちの切り替えができるという利点もあります。妊活を卒業された方の中には、「もし子どもができなかった場合、仕事だけが生きがいになるので、辞めないで良かった」と言う人もいます。キャリアのある女性は仕事を辞める場合、慎重に判断された方がいいかもしれません。

日本ロレアルなどでは、妊活理由の時短勤務が可能となっています。(1日3.5時間以上、週2日以上は働く)そういった企業が増えるとありがたいですよね。


Q:病院はどうやって選んだらいいですか?

A:まずは通える範囲に不妊治療を扱っている病院があるか調べてください。できれば不妊治療の専門病院が良いです。病院がある程度絞れたら、ウェブサイトをチェックして立地や診療時間、診療方針をチェックしてください。妊婦さんと会うのが辛いなら、産科はない病院が良いと思います。通院回数を減らしたいなら自己注射を取り入れているクリニックが良いです。数は少ないですが、JISART(日本生殖補助医療標準化機関)の会員となっている施設では信頼性の高い治療が受けられると思います。JISARTメンバーはここでチェックできます。

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 高度な治療まで進むならできれば体外受精の症例が多い(年間数百くらい)病院だと安心です。体外受精の実施数は多いところは非常に多く、少ないところは非常に少ないです。2011年の統計では、年に3000件を超える施設が9か所、逆に10件以下と少ない施設は全国に42か所でした。




Q:不妊治療の病院の初診時は何を持っていけばいいですか?

A:つけているなら基礎体温表、最近婦人科検診を受けたならその結果シート、また持病や飲んでいる薬・サプリについてメモを持って行き、問診票に書き写すようにしてください。サプリは言わなくてもいいのではと思う人もいるかもしれませんが、検査などをする場合結果に影響が出ることも考えられます。できれば主治医には把握してもらっておく方がいいと思います。


Q:「不妊治療をやめたら(お休みしていたら)妊娠した!」という話をよく聞くけれど、治療を休むメリットとデメリットはどっちが大きいですか?

A:30代前半までなら、人によっては休むメリットの方が大きいこともあります。30代後半なら時間がないので、休むデメリットの方が大きいかもしれません。 休む期間は3か月くらいを目安にするといいと思います。治療をお休みする際に通院中の病院に何も言わない人が多いですが、休むと言ってもいろんな休み方があるので、できれば医師に相談してから休むことをお勧めします。

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Q:不妊治療って太りますか?

A:不妊治療の影響で激太りするということはありませんので、心配しなくて大丈夫です。不妊治療で使う薬には体に水分を溜めやすくするものなどがありますが、その影響は1~2キロ体重が増える程度です。それよりも治療のストレスで過食に走り、太る人がいるようです。


Q:不妊治療って痛いですか?

A:痛みを感じる検査としては「子宮卵管造影検査」、痛みを感じる治療としては「排卵誘発の注射」「体外受精の採卵の時」などがあると思います。ただ、耐えられないほどの痛みではありません。卵管造影の方は詰まっていたら痛いようですが、通っている場合は痛みを感じないようです。排卵誘発の注射は、最近では痛みの少ない自己注射が広まっています。

採卵時の痛みも、細い針で少ない個数を取る場合は麻酔を使わなくてもできるくらいです。(麻酔を使う場合は、麻酔が効けば痛みは感じません。)痛みの感じ方には個人差があるので何とも言えませんが、あまり恐怖心を持ちすぎると痛みが増すので、リラックスが大事です。


Q:二人目不妊って何ですか?

A:一人目は苦労なく授かり出産したのに、二人目がなかなか授からない状態のことを言います。原因は様々ですが、出産で体に何かトラブルが起きていたり(卵管の癒着など)、老化が原因だったり、子育てに忙しくて子作りが上手く出来ていないことなどがあげられます。


Q:二人目不妊なら、一人は子どもがいるのだから辛くないのでは?

A:一人目不妊で多い悩みは「自分は一生子どもを持てないかもしれない」というものだと思いますが、確かに二人目不妊にはそれがありません。 しかし、周囲から遠慮なく「二人目はまだ?」と聞かれたり、子どもに年齢の近い兄弟姉妹を作ってあげたいと思って焦ったり、ママ友の二人目妊娠を知ると置いて行かれたような気になったり、辛いから目にしたくないのに妊婦や赤ちゃんと接する機会が多かったり、二人目不妊ならではの悩みもあります。


Q:自分で人工授精ができるって本当?

A:自宅で人工授精ができるキット(自宅で簡単人工授精!!気軽にできる不妊治療【シリンジ法キット】レビューで妊活サプリ「プレメント」をプレゼント!! )が販売されています。1回約500円です。ただし精子の洗浄・濃縮はできません。※病院でも洗浄・濃縮をやらないところはあります。


Q:郵送で精液検査ができるって本当?

A:本当です。病院を通さず、自分で直接申し込んで郵送で精液検査できるサービスがあります。株式会社OESという検査会社がやっています。オンラインで申し込み、検体(精液)を郵送し、結果はパソコンや携帯電話で見ることができます。TV番組の「とくダネ!」で取り上げられたことで話題になりました。


Q:体外受精を考えていますが、実母が「体外受精!?そんなことしてまで子作りするの?」と否定的です。もうそんな考えは古いと思うのですが…。

A:近年、体外受精で生まれてくる赤ちゃんは年間約2万人(新生児のうち55人に1人)と言われています。もうそれほど珍しいことではないです。お母さんにもこのデータを伝えて説得してみてください。ちなみに、世界で初めての体外受精児が誕生したのは1978年(イギリス)です。


Q:医師から排卵誘発剤(クロミッド)を飲むように言われました。私は自然に排卵しているのに必要ですか?

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Q:原因不明の不妊なのに、医師から体外受精をすすめられて戸惑っています。 体外受精に踏み切るべきでしょうか?

  A:信頼できる医師がそうアドバイスするのであれば、従うことをおすすめします。 体外受精をすることで不妊の原因(受精障害や卵子の質が悪いなど)が分かるというメリットもあります。 ただし、あなたがまだ若く、お金にも余裕がないならもう少しその前段階の治療や検査をしながら様子を見てもいいと思います。


Q:原因不明不妊=不妊要素がないということですか?

  A:そうとも限りません。単にタイミングの問題だけかもしれませんが、これまでの検査では見つかっていない原因があるかもしれませんし、現代医学では分からない原因があるかもしれません。



Q:人工授精(AIH)を4回しましたが、妊娠しませんでした。次の治療(体外受精)にステップアップするか悩んでいます。人工授精は何回まで続ける意味がありますか?

  A:データによれば「人工授精で妊娠する人の9割は6回以内で成功している」とのことなので6回くらいまでは試す価値はあると思います。また同じ人工授精と言っても、病院や患者の状況によって「精子を洗浄・濃縮するか」 「自然周期でやるか排卵誘発剤を使うか」などが異なります。その意味では、次回はより高度な人工授精にトライすることも考えられると思います。


Q:不妊治療について自分で調べて詳しくなり過ぎて、それがストレスを増やしている気がします。治療についてはあまり知らない方がいいのでしょうか?

 A:ある産婦人科医が言うには、「治療内容について詳しい患者さんの方が、そうでない患者さんよりも妊娠率は高い」そうです。なので、治療について勉強することは無意味ではありません。でもそれがストレスを増やすのであれば、今後は医師に判断を任せて自分ではあれこれ考えないというのもいいかもしれません。


Q:夫の精子の運動率が悪いのですが、人工授精で妊娠できる可能性はありますか?

 A:人工授精が有効なのは、精子の数(濃度)が1000~1500万個/ml、運動率が40~50%以上の場合とされています。それより数値が悪い場合でも人工授精で妊娠する可能性はゼロではありませんが、人工授精も積み重ねるとお金がかかり、その間に年も取ってしまうので体外受精にステップアップすることをおすすめします。


Q:精液の中に精子がいない「無精子症」はけっこうある病気なのですか?

 A:ダイアモンド☆ユカイさんが公言されたことで認知度が高まった無精子症ですが、100人に一人の割合でいると言われています。思ったより多いですよね。ただ、無精子症=自分の遺伝子を持つ子どもが作れないわけではなく、手術をして精子を取り出す方法があります。ダイアモンド☆ユカイさんもそうやって3人のお子さんのパパになっています。


Q:人工授精と体外受精の成功率(妊娠率)ってどれくらい違いますか?

  A:だいたい3倍です。人工授精での妊娠率が10~15%程度、体外受精ではその3倍の妊娠率と言われていますが、体外受精の成功率は医師や培養士の腕にも左右されるので病院によってかなり異なります。

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Q:体外受精ってどれくらい行われているんですか?

  A:2011年の統計では、全国551施設で約27万件の体外受精が行われ、その結果3万2426人の赤ちゃんが生まれたそうです。


Q:体外受精と顕微授精ってどう違うんですか?

  A:顕微授精は体外受精の一種というか、より進んだ治療と考えていいかもしれません。普通の体外受精では精子と取り出した卵子を自然に近い形で受精させますが、顕微授精では医療スタッフが顕微鏡を使って精子を卵子に注入します。


Q:冷え性ってどうして不妊につながるんですか?

A:体が冷えている=血流が悪いということです。卵巣の血流が悪いと、卵の発育が悪くなって排卵が上手くいかなくなる、子宮粘膜の質が落ちるなどして不妊につながります。冷え性の改善にはウォーキングなどの運動をしたり、漢方薬を飲んだり、よもぎ蒸しに行ったり(近くにないならよもぎ温座パット 6個入り などの商品でもいい)が良いです。

漢方薬の画像


Q:不妊治療のために夫婦でお酒はやめるべきですか?

A:健康を害するほど飲んでいるなら別ですが、治療のスケジュールを考慮して、問題のない日に楽しむ程度なら問題ありません。 お酒が大好きなこのサイトの管理人は、ベビ待ち中は漢方の入った日本酒を飲んでいました。(排卵日前のみ) それなら体を温める効果があるので、冷え性の管理人にはむしろメリットの方が大きかったと思います。

不妊治療中は健康的な生活を心がけるあまり「お酒はダメ!甘い物もダメ!」と、自分に厳しくし過ぎる人がいますが、ストレスをためるのはかえってよくないです。

お酒の画像


Q:不妊治療のために夫婦でタバコはやめるべきですか?

A:できればやめるべきです。特に奥さんは、妊娠後のことも考えてやめたほうがいいです。また、奥さんの年齢がそれほど若くない場合は特に止めた方がいいです。喫煙している女性が45歳未満で閉経する確率は、非喫煙者の2倍というデータがあります。(閉経の平均は50歳位と言われています) 禁煙の効果が出るまでには3か月~半年はかかるので、早めに禁煙することをおすすめします。

ただ、旦那さんが禁煙によって大きなストレスを抱えるのであれば、禁煙を強要するのはよくありません。奥さんにかからないように吸うのであれば許してあげるようにしましょう。


Q:不妊治療のためにカフェインはやめるべきですか?

A:カフェインを大量に摂取した女性の妊娠率が下がったというデータはありますが、まだはっきりとしたことは分かっていません。コーヒーやチョコレートを全くやめるのではなく、気になるなら少し控え目にする程度でいいと思います。


Q:不妊治療のために甘い物を食べるのはやめるべきですか?

A:甘い物を食べることと不妊、確かに関係がある場合もあるのですが(甘い物などを食べると出るインスリンの関係で、排卵障害が起こることも)、他でバランスの摂れた食生活を心がけたり運動したりすれば、甘い物断ちまでする必要は全くありません。


Q:不妊に効くサプリはどこで買うといいですか?

A:近所の薬局や不妊治療の病院で購入できますが、ネットで買っている人が多いです。オーガニック等にこだわる方なら、アメリカのiHerb(アイハーブ)というサイトがお勧めです。 個人輸入になるのでちょっと面倒ですが、質の良いものが安く購入できます。たまに送料無料キャンペーンをやっているのでその時に買うといいと思います。

 管理人は今はコストコのルイボスティーとマカを飲んでいます。マカは当社オリジナル国産マカと卵殻膜を使用した【fullmemaca】 という商品を飲んでいます。美容成分(卵殻膜)も入っているので、不妊に効かなくても肌がきれいになればいいかという感じです(笑)

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Q:基礎体温に一喜一憂してしまい、毎朝測るのがとてもストレスになっています。やめてもかまいませんか?

A:基礎体温のデータがあるに越したことはないですが、排卵のタイミングを知るだけなら排卵検査薬や病院で卵胞チェックを受ければ十分です。基礎体温は無理につけなくていいという考えの先生もけっこういるので、病院に通っている場合は主治医に相談してみてください。


Q:体外受精で戻す卵は、35歳未満だと原則1個だと言われました。私は双子でもかまわないのですが、2個は戻してもらえないのでしょうか。

A:双子以上の多胎妊娠というのは、思っているより危険です。とある病院では多胎妊娠した妊婦さんの半数が早産や前期破水、妊娠高血圧症などのトラブルを経験したそうです。 妊娠することでなく無事に出産までたどり着くことをゴールと捉えるなら、1個だけ戻した方が良いです。余った卵は凍結することもできるので、無駄にはなりません。

タマゴの画像


Q:夫が不妊治療について全く勉強してくれません。どうしたらいいですか?

A:不妊治療に関する本を「気が向いたら読んでね」と渡してみてください。また、病院主催のセミナーなどに夫婦で参加するのもいいと思います。


Q:周りに不妊治療をしている人がいなくて孤独です。不妊治療仲間はどうやったらできますか?

A:mixiなどのSNSの、不妊治療関係のコミュニティに参加することをおすすめします。地域別のコミュニティではオフ会も開催されています。また、アメーバピグにも「グルっぽ」というコミュニティがあり、不妊治療をがんばっている仲間を探すことができます。アメーバピグで知り合った人とは気軽にチャットできるので、チャット仲間を探したい人におすすめです。管理人の知人は、体外受精の移植後の 動けない時期に、アメーバピグが良い暇つぶしになったと言っていました。

 ただし、不妊治療の同志・友達はなかなか長続きしないという特徴があります。同時に妊娠するということはあまりないので、どちらかが先に妊娠することになりますが、そうすると関係がギクシャクしてしまうそうです。無理に友達を作らないのもありだと思います。

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Q:不妊治療をがんばっている人のブログを読みたいのですが、どうやって探せばいいですか?

A:ブログのランキングサイト、『にほんブログ村』の不妊(赤ちゃん待ち)人気ランキング カテゴリーに登録されているサイトを見ていくといいと思います。「不妊 ブログ」などのキーワードで検索するよりも効率的に、良質なブログを探すことができます。


Q:私は注射が大嫌いなのですが、体外受精の排卵誘発に使う注射は絶対必要ですか?

A:絶対ということはありません。飲み薬を使う採卵方法もありますが、注射を使った方が妊娠率が3倍になるというデータがあるので、注射を選ぶ人が多いようです。

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最近では自己注射を導入している病院も増えてきました。自己注射は慣れるまではこわいですが、皮下注射で針も細いのでそんなに痛くないと感じる方が多いです。(※体質やホルモン値によっては筋肉注射になることもあります)


Q:私の通っているクリニックは基本的に自己注射のようなのですが、自分で打つのが心配です。

A:自己注射の前にはちゃんと看護師さんから指導してもらえますし、DVDをくれるクリニックもあるようです。それほど難しいものではないので多分大丈夫だと思いますが、心配なら通っているクリニックの診療時間内に打つようにすると、失敗した場合にすぐ電話で相談できていいと思います。管理人の知りうる範囲で自己注射の失敗例は、薬剤をこぼしてしまった、とかその程度です。


Q:夫の精液検査を考えていますが、病院で取る方法と家から持って行く方法が選べるようです。どちらも結果は同じですか?

A:精子は出てから30分経つと動きが悪くなるので、良い結果を出したいなら、できれば病院で取ることをおすすめします。

写真は、うちの旦那が自宅で取るために渡された「採精カップ」です。

採精カップの画像


Q:体外受精後に気を付けることはありますか?

A:移植後数日間は激しい運動を避け、自転車には乗らない方がいいです。振動で子宮が収縮する可能性があります。大阪の有名クリニックでは、外出を控え、家事も最低限にして家でゆったり過ごす「お姫様生活」を推奨しています。ただし、「移植後安静にすることで妊娠率が上がる」という科学的根拠は今のところありません。後悔しないために、できる範囲で安静にしていればよく、それほど神経質になる必要はありません。

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Q:子宮内膜が薄いと着床しづらいと聞きますが、どれくらいの厚さがあればいいのですか?

A:子宮内膜の理想的な厚さは10~12mmです。ただ、8mm以上あればよしとされています。


Q:不妊治療と男女の産み分けの両立は可能ですか?

A:可能ではありますが、妊娠の確率が下がってしまうのであまりおすすめできません。主治医の理解も得られにくいと思います。もしどうしてもというのであれば、産み分けに理解のある医師を探して相談してみてください。

 一般的な産み分けの方法は男女の産み分けのページで詳しく解説しています。 興味のある方はご覧になってください。


Q:ある病院で不妊治療を続けてもうすぐ2年になりますが、行き詰まりを感じています。転院やお休みした方が良いのでしょうか?

A:不妊の検査や治療には意外と時間がかかります。(妊娠のチャンスは年に12回程度しかありませんし、検査も生理周期の特定の時期にしかできないものが多いので) ただ、治療を2年くらい続けると一通りの検査や治療はできていることと思います。それでも成果が出ないのであれば、転院やお休みを考えてもいいと思います。

行き詰まりを感じた場合は、生活環境を変えてみるのも手です。義理の親との同居をやめるとか、仕事を辞めるとか、引っ越ししてみるとか、新しい趣味を始めてみるなど。ただし、生活環境を変えたことがまたかえってストレスになるタイプの人もいるのでご注意を。


Q:不妊治療に非常に強いストレスを感じています。このままでは治療のストレスで押しつぶされそうです

 不妊治療に関するストレスなどの悩み相談、心理面でのサポートは、FineなどのNPO法人が行っています。また、クリニックによってはカウンセラーを置いているところもあります。そういった病院に転院することも考えてみてはいかがでしょうか。 A:


Q:卵子提供を受けること考えています。日本ではできないのですか?

 A:この文章を書いている2016年の現時点では、日本で卵子提供を受けることはかなり難しいです。できないわけではないのですが、卵子の提供者が親戚か知人でないといけなかったり病院が限られるなど、条件がかなり厳しいです。 なので、海外に渡って提供を受けるのが一般的です。渡航先は台湾やタイやアメリカなどです。


Q:治療をいつやめたらいいのか分かりません

A:治療はお金がなくなってやめる人もいれば、年齢を基準にやめる人もいます。その他、仕事や引っ越し、家庭の都合でやめる人もいます。

 治療をやめるきっかけはそのように人によってさまざまですが、「治療開始時に決めておいた条件でやめた」「治療に代わる新たな生きがいを見つけてやめた」「精魂尽き果てるまでがんばるのではなく、ある程度余力を残してやめた」人は、その後の人生を積極的に生きやすいようです。

 治療をやめた他人の体験談を本などで読んでみるのもいいと思います。管理人は不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~ という漫画を読んだことがあります。絵柄は好きではないのですが、内容は不妊に悩んだ人ならすごく共感することが多いです。


Q:化学的流産を経験して、とても落ち込んでいます。

A:このサイトの管理人も化学的流産の経験があります。とても辛いことで今は悲しみでいっぱいでしょうが、徐々に前向きに考えられるようになるといいですね。管理人が前向きになれた理由を参考までにご紹介します。

 ●化学的流産をしたということは「妊娠する力があるということ(あなたのホルモンバランスが良く、旦那さんとの相性も悪くないということ)」です。近いうちにきっとまた妊娠できると思います。

 ●化学的流産は、赤ちゃんが「忘れ物を取りに帰った(またすぐ戻ってくる)」という考えがあります。

 ●また、「もうすぐママのお腹に行くよ」と一足先にちょっとだけお知らせに来たんだという考えもあります。

 ●担当医の方針にもよりますが、化学的流産は普通の生理と考えてよく、すぐに子作り再開が可能なので、タイムロスはほとんどありません。

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